めがねやコンタクトレンズを日常的に使うことの煩わしさから、視力回復や矯正のために手術を受ける人が急増しています。特にレーシック手術に関しては、ゴルファーのタイガー・ウッズ選手や、野球選手の松坂大輔選手などが受けたことから話題にもなりました。しかし、失敗例もあり、実際にはパーフェクトな手術とはいえません。

特に日本においては、未だ一般的に認知されているとは言えません。しかし浸透しているとまではいえなくても、プロスポーツ選手や有名人、芸能人がレーシック手術体験者となって、急速に認知度は高まりつつあります。日本国内でも、ここ数年でレーシック手術を行うクリニックや医院が増えていますが、この手術費用は自由診療なので、クリニックや医院により差があります。

日本の公的医療保険である健康保険は、レーシックには適用外となり、そのため実費診療となります。しかし生命保険に入っていれば、「レーシック手術」でも手術給付金が支払われるケースが少なくありません。ただし加入条件や内容にもよるので、ご自身が加入している生命保険会社に確認してみてはいかがでしょうか。

問い合わせの際には、レーシック手術の正式名称である「レーザー角膜屈折矯正手術」をお伝えください。日本の各保険会社では、最近レーシック手術の給付請求が増えたことから、この手術を保障の対象から外す動きを見せています。対象から外される以前の契約で加入している場合には保障の対象となりますが、これから新たに加入する場合は、大半が保障されないと考えたほうがいいでしょう。

視力回復または視力矯正の方法として最近話題になっているのが、レーシックです。めがねやコンタクトレンズが不要になることから、スポーツ選手などでこの手術を受けた人が多いために話題になっています。

しかし、まだ歴史が浅いことから、安全面も確立されていません。これはどの手術にも共通することですが、手術に100パーセントはありえないのです。他の手術と同じように、失敗や術後の合併症等の危険性がまったくないわけではありません。しかも歴史が浅いため、長期にわたって安全が維持できるのかどうかの確証もないのが現実です。

その他、以下のような危険性が危惧されています:

●コントラスト感度の低下の可能性があります。
●術後、一時的にハロ・グレアが出現する可能性があります。
●ドライアイの可能性があります。
●術後眼圧が実際の値よりも過小評価されることです。つまり手術前よりも低い値になるため、眼圧検査時は、レーシックを受けたことを申告する必要があります。
●裸眼視力、つまり眼鏡やコンタクトレンズを使っていないときの視力はほぼ間違いなく回復しますが、矯正視力、つまり眼鏡やコンタクトレンズを使った場合には、かえって低下することがあります。
●角膜を削り過ぎてしまった場合、遠視になる可能性があります。これを再度修正することは困難です。
●角膜中心部の曲率しか変わらないので、夜間に瞳孔が開くと角膜周辺部の部分で術前と同じ曲率をもつ箇所を通った光線が網膜に到達するようになり、二重の像が見えることがあります。
●白内障の手術を受けた場合に、眼内レンズの度数がずれる可能性があります。

視力を回復するために、めがねやコンタクトレンズ以外の方法として、近年では手術を希望する人が増えています。めがねを使う煩わしさから解放される等のメリットがある一方で、まだ歴史が浅い手術であることから術法が確立しておらず、安全面に問題があるなど、医学的な課題があるのは事実です。医学的欠点以外にも、社会的な欠点があります。

レーシック手術は、正式名称を「レーザー角膜屈折矯正手術」といい、次のような利点と欠点があります。日本では公的医療保険の対象外となります。また最近では、この手術の給付金を希望するケースが急増し、各保険会社は給付対象からはずしています。除外が適用される以前に加入した生命保険などであれば、手術費用がほぼ無料になるケースはありますが、今後新たに加入するという人は、保険適用はまず不可能と考えたほうがいいでしょう。

利点としては、手術のための入院が不要で、短時間で済むというところです。また、眼鏡やコンタクトレンズが不要になるというメリットもあることから、最近ではスポーツ選手がこの手術を受ける例が増えてきています。

また警察官や電車の運転手など、就業にある程度の裸眼視力が必要な場合、就職前にこの手術を受けて視力を回復させている方もいます。ただし航空身体検査基準では、レーシックでの視力回復は不適合となります。つまり日本の航空各社の場合、レーシックにより視力を回復させたとしても、パイロットにはなれないのです。一定以上の視力を必要とする職業についてレーシックによる回復を認めていない例は、決して少なくありません。

「レーシック」は視力矯正手術として最も一般的なのものですが、正式名称は「レーザー角膜屈折矯正手術」といいます。そのレーシックの一種である「エピレーシック」は、エキシマレーザーを照射することによって近視・遠視・乱視を矯正する手術です。エピレーシックは、他の表面照射の屈折矯正手術と同じように、レーザーでボーマン膜を取り除き、角膜実質層を削ることで視力を回復します。

通常のレーシックの場合、目に対する強い打撃やショックでフラップがずれたりすることがありますが、エピレーシックの場合はその心配はいりません。また、比較的視力の回復や安定が早いともいわれています。

エピレーシックの手術では、「フラップ」という蓋状のものを作成しますが、この手術ではアルコールなどの薬品を使用しないので、それに伴う正確性の低下・角膜への負担などの危険性が少ないといえます。

しかし欠点もあります。術後に痛みが伴うことから、3~7日程度保護用のコンタクトレンズを装着しなくてはなりません。表面照射に分類される術式であるため、通常のレーシック手術に比べ、角膜混濁「ヘイズ」を起こす確率が高いということもあります。また、この手術はエキシマレーザーを照射するので、通常のレーシックと同様にハロ・グレアの出現、コントラストが低下するなどの症状があります。